新潟県内には夜間に正規で診療をしている動物病院はなく、以前から動物病院関係者の中でも問題視されていました。飼い主様からも要望をいただいておりましたが、普段の動物病院業務をしている獣医師には、体力的な問題もあり、なかなか実施が困難な状況でした。しかし、昼でも夜でも時間は関係なく動物たちは具合が悪くなります。病気に苦しむ動物達とそれを心配する飼い主様を助けたい、そんな思いを一つに皆で立ち上げたのが新潟動物夜間救急センターです。新潟動物画像診断センターの施設を利用し、新潟県内の動物病院が会員となり共同運営する形態をとっています。実際に診療をする獣医師は当番制で県内の獣医師が日常勤務に加えて働くこととなります。皆様のご期待に応えられるように、我々獣医師は努めていきたいということが全員の思いです。
まだ365日の稼働や朝までの診療とはいきませんが、できることを継続していくための体制ですのでご理解ください。長岡という立地も、新潟市・南魚沼市・上越市から高速道路を使うと車で1時間圏内であり、広範囲な地域に公共性の高いサービスを提供するためです。お困りの際には、夜、何軒も電話をかけてもなかなかつながらないかと思われます。まずは当院の事を思い出していただき、電話をかけていただければこちらは診療体制を整えて大切な患者様の受け入れをさせていただきます。
普段のかかりつけ動物病院ともう1つの頼れる動物病院が、この夜間動物病院となるため私達は頑張ってゆく所存です。
追記
2017年12月を持ちまして通常の夜間診療を終了と致しました
今後は新潟市の動物夜間急患センター新潟で夜間診療を実施しますのでそちらをご利用ください。
新潟夜間動物病院設立委員会
代表 坂大 智洋
熊倉伸太郎
高地 毅
宮川 篤史
永松 航太
顧問 長部 善憲
新潟夜間動物病院設立委員会 活動内容